中華街の「状元郷」で本場台湾の味を!珍しいメニューも揃う隠れ家的名店

細い路地が無数に交差する横浜中華街。今回はその一角にある、知る人ぞ知る台湾料理の名店「状元郷(ジョウゲンキョウ)」をご紹介します。

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台北の空気が漂う、アットホームなお店

さまざまな中華料理店がひしめく横浜中華街。しかし中華街広しといえど、実は「台湾料理店」はとても少ないんです。その中でも状元郷さんは、台湾出身の方や台湾ファンに長く愛されている人気のお店です。

状元郷さんは、メインストリート・中華街通りから1本入った、市場通りの細い路地にあります。

ドアが開くと、奥行きのある明るい店内には4人がけのテーブル席が並びます。店内の一番奥には、台湾の陶磁器などが飾られた最大10人がけのソファ席も。

行ったことがなくても!?台湾が恋しくなる味

このお店の特徴は、何と言っても本場・台湾の屋台の味が楽しめるところです。オーナーさんは台湾出身で、極力現地と同じ味にするべく、現地から材料を調達することもあるそうです。

台湾料理は小吃(シャオツー)と呼ばれ、“小さめのお皿でちょっとずつ、たくさん”が特徴なので、ひとりでつまむのにも、数人でいろんなものを頼んでシェアするのにもぴったり!

また点心は、人数に合わせて個数を変更してくれるので、「あと1人分足りないな…」ということもありません。

台湾風の味付けはほんのり甘めが多いのですが、これがお酒にベストマッチ!あまじょっぱい風味が食欲をそそります。

平日はお酒好きに嬉しいビール・チューハイ類が3杯1,000円のサービスもあり。この3杯はひとりででも、みんなで飲んでもOKなので、仕事帰りや横浜スタジアムでの野球観戦帰りのちょい飲みにはとってもお得です。

他にも「中華街ではここしかないかも?」というしじみのしょうゆ漬けや、台湾ソーセージなど、本場の名物料理もいろいろあり、箸を進めるうちに台湾旅行に行きたくなってきます…!

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状元郷のご飯メニュー、2大人気は必食!

状元郷さんで特に食べて欲しいおすすめは、食事としても、おつまみや〆の一品にもばっちりなご飯もの。

台湾パイコー飯 900円

台湾のB級グルメといえばこれ!というくらい、現地で大人気のパイコー飯。独自のあましょっぱいタレとスパイスで漬けてから揚げた豚肉が、八角の香りがふわっと広がるタレのかかった白いご飯の上に青菜・高菜とともにドンッと鎮座します。このお肉が、カリッカリジューシーで、ご飯もお酒もどんどん進むんです。ブリキのお弁当箱で提供されるのも本場のスタイル。ついつい持って出かけたくなります(※テイクアウトはできません)

クリスピー炒飯 1,500円

上にカリッカリのおこげが乗ったチャーハンが、熱された器に入った状態でテーブルに置かれると、そこにお店の方が大ぶりな魚介類がたっぷりと入った餡を投入。ジュワ〜っと気持ちのいい音とともに、食欲をそそる芳しい香りが立ち上ります。手早く混ぜ終わり、「少し待ってくださいね」との言葉にそわそわと数分待つと、そこにさらにパリパリのおこげが。具は、ほたて・海老・いか・鶏肉などがゴロゴロ入って食べ応えも抜群。ほんのりピリ辛な風味に手が止まりません!

さいごに

どのメニューも美味しくて、お箸もお酒もどんどん進む状元郷さん。ご飯ものもおつまみも充実しているので、ランチ飲みにもおすすめです。場所が少し入ったところにあるからか、常に満席ということはあまりありませんが、休日のお昼を少しすぎる頃には満席になることもあるので早めの来店をおすすめします!

状元郷の店舗情報

■営業時間:
 [月~金]ランチ11:30~15:00、ディナー17:00~22:30(L.O 22:00)
 [土・日・祝]11:30~22:30(L.O 22:00)
■定休日:なし
■住所:神奈川県横浜市中区山下町148
■アクセス:みなとみらい線「元町・中華街駅」から徒歩4分
■電話:045-681-2340

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