横浜は明治以降、開港の地として異国文化を取り入れながら発展した街。そんな横浜は、新しいショッピングやグルメスポットがあふれる一方で、昔ながらのお店が今でも町並みを作り上げています。「Cafe de la Paix(カフェ・ド・ラペ)」は、横浜の洋食文化を存分に味わえ、ロケーションも、内装も、メニューも時代を超えて求められる、そんなお店です。
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山下公園の目の前に、真紅が基調のクラシックな内装のお店
横浜中華街エリアから少し海側に向かうと、港沿いには山下公園が広がっています。大さん橋に向かって山下公園を端まで行くと、道路の向かいには横浜産業貿易センター(横浜市民にはパスポートを取りに行く場所としてよく知られています)。その横浜産業貿易センターの建物内の、山下公園通り側に位置する「Cafe de la paix」。窓からは並木越しの港を見ることができます。
店内は、昭和の純喫茶やパブの作りを連想するような、クラシックな真紅と、黒の木材を基調としたスタイルで、落ち着きのある空気になっています。
定番のご馳走が並ぶ洋食メニュー
メニューは、「ミートソースパスタ(960円)」や「オムライス(980円)」「手作りビーフハンバーグ(980円)」など、洋食の定番ど真ん中のお料理がメイン。「マルゲリータピザ(1,480円)」や、「サンドウィッチ(950円)」に、ドリンクセット(プラス300円)を付けての利用も多いようです。
ランチメニューはやはりお得で、利用可能な時間は11:00~14:00、Aランチの日替わりランチ(850円)、Bランチのパスタランチ(950円)、Cランチのハンバーグランチ(1,000円)のすべてにスープ、サラダ、ドリンクバーが付いています。
メニュー表には料理やスイーツの、実際の写真を正面から撮ったものが載っていて、ここにも昔ながらのメニューならではの気遣いを感じます。綺麗過ぎる写真と違い、イメージしやすいと感じました。
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ゆっくりティータイムもおすすめ
カフェ・ド・ラペは、おやつ時の来店もおすすめ。15時頃に来店すると、休憩中のサラリーマンや、主婦の方がゆったりと過ごしていることがうかがえました。
今回は、ミニパンケーキ小倉あん&抹茶(650円)とアイスコーヒー(セットでプラス300円)を注文。スイーツやドリンクを手元にして、日暮れとともに、街灯の明かりが目立っていく様子をゆっくり眺めるのも、良い過ごし方かと思います。
さいごに
素敵な雰囲気の「Cafe de la paix」は結婚式の二次会での利用も多いようです。基本料金は一人4,000円(25名から50名:2時間)からで、意外にお手頃な金額ですね。定番の洋食、フランス料理をこのロケーション、雰囲気の中で味わえれば、きっと特別なひと時になること間違いなし。デートに、パスポート手続きのついでに、「Cafe de la paix」ぜひ一度利用してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、「カフェ・ド・ラペ」という名前のお店は全国に他にもありますが、このお店に関してはチェーン店や姉妹店はなく、40年近く独自に営業されているお店のようです。
Cafe de la paix(カフェ・ド・ラペ)の店舗情報
■営業時間:10:00~21:00
■住所:神奈川県横浜市中区山下町2 産業貿易センター2F
■アクセス:みなとみらい線「日本大通り駅」から徒歩3分
■電話:045-671-7150