横浜山手の丘を登っていくと、そこは横浜山手西洋館が立ち並びます。その中のひとつ、エリスマン邸内にある「しょうゆ きゃふぇ」。ここでは西洋館ならではの落ち着いた雰囲気と、火を一切通さずに作る生プリンを楽しめる贅沢な時間を味わえます。そんな横浜名物生プリンをご紹介していきます。
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横浜名物生プリンとは?
しょうゆ きゃふぇは本店フランス料理店「エリゼ光」の姉妹店になるのですが、こちらでいただける生プリンは、エリゼ光のシェフ六川光さんが相模原にあるコトブキ園さんの最高品質の卵「恵寿卵」と出会ったことから開発されたスイーツなんです。
生の卵・牛乳・カラメルのおいしさを味わえるプリンに仕立てるために全てが非加熱で作られています。そのため、それぞれの素材のおいしさを引き出すプリンをとなりました。お砂糖が控えめなのにとろりとした食感で、牛乳のムース、卵のおいしさ、カラメルの煮詰め具合が絶妙のプリン。
実際に提供されるときは牛乳のムースがカクテルグラスに入った状態で出てきます。
そこから自分で卵とカラメルをかけて完成をさせて頂く、感動をもたらしてくれるスイーツなんです。
「こっこちゃん」を使ってたまごをオン!自分で完成させる楽しみが味わえる
カクテルグラスとともに出されるのは卵の黄身と白身を分けるセパレーター。これを使って牛乳のムースの上に卵を産み落とします。
そのあと仕上げにカラメルソースを回し入れていき、軽く混ぜて頂きます。 未完成のまま出されたスイーツを自分の手で完成させる楽しみが味わえる面白いプリンです。
神奈川県銘菓コンクール最優秀賞受賞、そして神奈川県銘菓指定の優れた一品
2017年に神奈川県銘菓コンクールに出場し、最優秀賞受賞を受賞。そしてすごいのが神奈川県銘菓指定に2018年1月29日に指定されました。
神奈川県の魅力ある銘菓の掘り起こしであるコンクールの受賞、そして銘菓指定。 おいしさのお墨付きです!
エリゼ光20周年に合わせて、生プリンがリニューアル
2019年度はエリゼ光20周年の特別な年。現在カクテルグラスで提供されている生プリンは、洋館の景色と相まってとても優雅な姿をしていますが、このスペシャルな年に合わせて、2019年バージョンは可愛いアニマル姿でリニューアルされます。
2019年4月1日よりエリゼ光本店でご提供されるので、ぜひ足を運んでみてください。
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しょうゆ きゃふぇの雰囲気や混雑状況は?
13時過ぎに入った際にはちょうどひと段落着いたところのようでした。お席に余裕があり、人気のテラス席も選べました。
しかし20分くらい経ってくると、段々ランチのお客様で賑わってきていました。洋館の落ち着いた雰囲気とご婦人たちのおしゃべりが相まって賑やかな空間となりました。
元祖生プリン単品だと800円ですがお茶セットにするとプラス350円でちょっとお得です。
お茶するにはぜひセットで優雅な時間を楽しんでくださいね。
ご注意!エリスマン邸の改修工事に伴い、しょうゆ きゃふぇは一旦閉鎖
2019年4月1日から、母体であるエリスマン邸が改修工事に本格的に入ります。そのため、中に展開しているしょうゆ・きゃふぇも一旦閉鎖となります。その間はエリゼ光本店で生プリンの提供を行うとのことです。
エリゼ光本店の内装はエリスマン邸の洋館とはまた違った宮殿のような豪華さが楽しめます。ちょっと一味違った時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
店舗情報
しょうゆ きゃふぇ
■住所:神奈川県横浜市中区元町1-77-4エリスマン邸内
■営業時間:10:00~16:30
■電話:045-621-4890(エリゼ光本店と共通)
■公式HP:http://www.elysee-hikaru.com/cafe/new_cafe.html
エリゼ光本店
■住所:神奈川県横浜市中区山手町246 カーネルスコーナー2F
■営業時間:
LUNCH 11:30~15:00(LO.14:30)
DINNER 17:30~22:30(LO.20:30)
■公式HP:http://www.elysee-hikaru.com/