カップヌードルミュージアムの楽しみ方を体験レポ!~アクセスは?混雑状況は?~

NHKで放送中の朝ドラ「まんぷく」って、みなさんご存知ですか?このドラマ、世界中で食されているインスタントラーメンを開発した日清食品創業者の安藤百福をモデルに描かれているドラマなのですが、視聴率20%を超える大ヒットとなっています。

今回は、私たちにとって身近な存在となっているインスタントラーメンと安藤百福という人物の歴史を知り、インスタントラーメンの手作り体験ができる、みなとみらいの定番観光スポット「カップヌードルミュージアム」への行き方や楽しみ方を、体験レポとともにご紹介します。

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カップヌードルミュージアムって、どんな施設?

「カップヌードルミュージアム」は、創業者である安藤百福の人生の原点となる「Creative Thinking=創造的思考」というテーマが掲げられ、子供たちの中に創造力や探究心を豊かに育てるための体験型ミュージアムで、別名「安藤百福発明記念館」とも呼ばれています。

カップヌードルミュージアムというと、みなとみらいでは必ず見かける、あの透明な袋に入ったオリジナルのカップヌードルが作れる「マイカップヌードルファクトリー」が有名ですが、そのほかにも、安藤百福の生涯をアニメーションで展開しているシアターや、歴代のインスタントラーメンのパッケージを展示しているフロア、世界中の麺が食べられるフロアなど様々な体験をすることができます。

歴代のインスタントラーメン。あまり見たことがないものが沢山・・・。

カップヌードルミュージアムへのアクセス・行き方

電車での行き方・最寄駅

電車で行く場合は、JR・市営地下鉄の「桜木町駅」、みなとみらい線の「みなとみらい駅」または「馬車道駅」の3駅が最寄駅となっていて、いずれの駅からも歩いて行くことができます。駅からカップヌードルミュージアムまでの距離は、「みなとみらい駅」「馬車道駅」からは徒歩8分、「桜木町駅」からは徒歩12分と、3駅ともそんなに変わりません。なので、乗りかえの回数や、その日のスケジュールなどから「行きやすい駅」を選びましょう。

どの駅も行きやすさが変わらない!選べない!という方には、JR・市営地下鉄の「桜木町駅」がオススメ。他の2駅に比べると少しだけ距離がありますが、駅からカップヌードルミュージアムまで、汽車道を歩きながらランドマークタワーやコスモクロック21といったみなとみらいの景色を見ることができるので、それほど時間を感じることもなく、あっという間に到着します。

車での行き方・駐車場

車で行く場合は、首都高速神奈川1号横羽線の「みなとみらい」I.Cが最寄りのインターで、そこから5分ほどで到着します。40台収容可能な駐車場があり、入館チケットを提示することで最初の1時間は無料の割引サービスを受けることができ、それ以降は30分毎に250円となっています。

週末は多くの人が訪れるため、駐車場が満車になってしまうことも。そんなときは、提携外のため割引を受けることはできませんが、ワールドポーターズや赤レンガ倉庫などの駐車場が近隣にありますので、そちらを利用しましょう。

カップヌードルミュージアムの入館料や手作り体験料金

カップヌードルミュージアムの入館料は、大人(大学生以上)が500円で、高校生以下は無料となっています。また入館料以外に、手作りカップヌードルの「マイカップヌードルファクトリー」を体験するためには300円、チキンラーメンの手作りが体験できる「チキンラーメンファクトリー」は500円(小学生以下は300円)のアトラクション料金がかかります。

安藤百福って、どんな人?

ここで、安藤百福について簡単にご紹介します。

安藤百福(あんどうももふく)
・1910年、台湾生まれ。
・1948年に(株)中交総社(のちの日清食品)を設立し、「チキンラーメン」や「カップヌードル」を開発する。
・麺を長期保存させるために考案した「瞬間油熱乾燥法」などは特許を取得している。
・1972年に起こったあさま山荘事件で、山荘を包囲する機動隊員がカップヌードルを食べているのが繰り返し報道され、それがきっかけでカップヌードルの需要が爆発的に増えることになった。
・1985年、百福75歳の時に次男に社長を譲り、自身はかねてから関心のあった日本中を巡り郷土料理を食べ歩くという旅に出る。
・その後、食文化の探求のために中国、中央アジア、イタリアへと「麺ロード調査団」というチームを結成し、300種類を超える麺を食べ歩いたとされる
・2002年ごろから宇宙食ラーメンの開発にも携わり、開発された「スペース・ラム」は2005年に打ち上げられた「ディスカバリー」に搭載されることとなる。

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マイカップヌードル作りを体験

安藤百福がどんな人物だったか知ることができたので、次はカップヌードル作りに挑戦してみたいと思います。

3Fにあるマイカップヌードルファクトリーへ。カップヌードルミュージアムといえばこちらの「世界に一つだけのカップヌードル」を作ることができる施設が有名ですよね。

まず自動販売機でカップヌードルの容器を購入します。

それから消毒液で綺麗に手を洗い・・・

さっそくカップをデザインしていきます。アレルギー食品などもわかりやすく説明されており、さすが日清食品さん!という感じでした。デザインの際には製造年月日を忘れずに記入してくださいね。

何を書いたらいいのかわからなかったため、おじさんを書いてみました。とってもシュールな仕上がりです。

周りを見渡すと、子ども連れの家族や海外からの観光客、カップルなど様々な方達がカップヌードル作りに勤しんでいました。

カップのデザインが終わったので今度はカップの中身を決めていきます。ベースとなるスープを1種類、かやくを4種類選ぶことができます。

ひよこちゃんのナルトがとても可愛かったです。

カップヌードルの中身が決まったら次は麺を入れ、蓋を閉じた後にビニール包装をします。ここまでは専用の機械で行っていくためとってもスムーズです。

私たちが普段食べているカップヌードルもこうやって作られて行くということを見ることができる貴重な機会でした。完成したあとはこのように空気を入れたポーチのようなものに入れてもらえます。みなとみらいを歩いているとこれを首から下げている人をよく見かけるんです。

とっても楽しめたのですっかりお腹が空いてしまいました。

マイカップヌードルファクトリーを楽しんだ後は・・・

お腹が空いたので4階へ。マイカップヌードルファクトリーを出て4Fへ向かうと「NOODLE BAZAAR ワールド麺ロード」というフードアトラクションがあります。こちらは安藤百福が麺のルーツを探る旅「麺ロード」で出会った8カ国の麺を味わうことができるのです。

店内はアジアのナイトマーケットを再現した内装になっており、イタリアや韓国、マレーシアなどの国際色豊かな屋台が並んでおり、旅好きにはたまりません。

ここでつい気になったヌードルソフトを食べてみました。

ほんのりスープの味がするソフトクリームの上にかやくが乗っていて・・・なんだかとっても斬新です。ほんのりスープ味というのがなんだかくせになりそうです。

このメニューの他にもベトナムのフォーや韓国の冷麺、イタリアのパスタなどを食べることができます。1食がハーフサイズとなっているため、色々試して見るのも良さそうです。

まとめ

今回はカップヌードルミュージアムについてご紹介しました。マイヌードルを作るのが楽しみだったんですが、それ以外にも楽しめるコンテンツがたくさんあり、とても満足でした。カップルや友人、ファミリーなどどの層も楽しめますのでぜひ一度遊びに行ってみてください。