年に3,600万人もの観光客が訪れる、国内有数の観光都市、横浜。
そんな横浜市の中でも、JR根岸線(京浜東北線)の桜木町駅から海側に広がる「みなとみらいエリア」には、ぜひ訪れておきたい定番の観光スポットが集中しています。 今回は、そんな「みなとみらいエリア」周辺で、「絶対に行かないと損をする!」と言える様な、『定番観光スポット7選』のご紹介をします。
横浜中華街周辺の観光スポットはこちらでご紹介しています。
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横浜赤レンガ倉庫
ノスタルジックな赤レンガ倉庫には、レトロとトレンドが共存
レトロ感満載の赤煉瓦造りで作られている建物のある空間は、ふとタイムスリップでもしたかのような錯覚さえ覚えるほど。そんな魅力のある「横浜赤レンガ倉庫」は、国の模範倉庫として明治時代末期頃に建てられ、2002年には近代的なレトロトレンドの文化・商業用施設として生まれ変わった施設。
そんなレトロな雰囲気を持っている「横浜赤レンガ倉庫」を、昼間見るときには何となく整然とした異国的な感じを受けますが、日が陰り夜になってオレンジ色にライトアップされると、その場の空気はノスタルジックな雰囲気を強く表し、「幻想的」な感じや、映画のワンシーンの様な気持ちさえ感じてくる空間に。
「横浜赤レンガ倉庫」の2号館の中に入ると、外から見た雰囲気とは一変、近代的な雰囲気を濃く感じます。1Fには「ショップ」「フードコート」「カフェレストランフロア」、2Fは「ショップフロア」、3Fは「グルメフロア」、一日では時間が足りないほど楽しむ事が出来るスペースになっています。
イベント広場では、季節ごとに様々なイベントが開催されますので、気になるイベントの開催日程にあわせて旅の日程を組んでみても良いかもしれません。きっとあなたに、とても充実した楽しい日を提供してくれます。
建物から外に出て周辺に目を向けてみると、「横浜ベイブリッジ」「横浜ランドマークタワー」「コスモクロック21」「横浜港大さん橋」と、最高の景色がひろがります。夜になると光り輝く様々な明かりが目に飛び込んできて、心に感動を与えてくれること間違いなし。
よこはまコスモワールド
道しるべは、大観覧車「コスモクロック21」
「よこはまコスモワールド」へは、JR桜木町駅から見える大観覧車を目標に10分ほど歩を進めると到着。目標にしてきた大観覧車は「コスモクロック21」と呼ばれるアトラクションで、世界最大級の大きさを誇る112.5mの高さで待ち構えています。
「コスモクロック21」は、「よこはまコスモワールド」に来た際には絶対に外せないアトラクション。横浜の夜景はもちろんのこと、昼間には、空気が澄んでいれば遠くに富士山を望むこともでき、1週15分の空中散歩は、昼と夜で違う感動を味わうことができます。
みなとみらいの夜空を彩るイルミネーションは、毎日日没後に点灯され、24時頃に消灯。2016年の改修でLED化され、光の輝きはもちろんのこと、演出もこれまで以上に美しくなっています。
「よこはまコスモワールド」には他にも、お子様向けのソフトなアトラクションが揃っている「キッズカーニバル・ゾーン」、ミディアムクラスの動きのあるアトラクションや、気を抜いて入り口から入ると身の毛もよだつ様な恐怖に襲われるアトラクションがある「ブラーノストリート・ゾーン」、そして絶叫・感動・驚きなどが交錯した未知との遭遇を感じる事の出来る「ワンダーアミューズ・ゾーン」の3つのゾーンがあり、アトラクションの数は約30種類。
比較的コンパクトなエリアに多くのアトラクションが密集しており、短い時間でも効率的に楽しむ事が出来ます。
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横浜みなとみらい万葉倶楽部
一度行ったらリピート必至、みなとみらいの究極癒し空間
「横浜みなとみらい万葉倶楽部」は宿泊・日帰りの温泉として利用することができる施設で、近隣の人にも人気が高く、日帰り旅行感覚で利用するお客様も多い定番スポットです。
みなとみらい、都会の中心にありながら、温泉は本格派。タンクローリーで運ばれてきた「熱海温泉」と「湯河原温泉」の源泉を、それぞれ露天風呂、檜風呂、大浴場で楽しむ事が出来ます。屋上の展望足湯庭園からは、大観覧車を目の前に、ザ・みなとみらいの景観を楽しめます。
カップルには、「岩盤処」がおすすめ。朱(あか)、玄(黒)、橙(だいだい)、碧(あお)、空(そら)の5種類の効果の異なる岩盤浴を楽しむ事が出来ます。
温められている天然石や岩石、その上に敷かれているタオルの上に横になり体を預けると、体が芯からじっくりと温まり、気持ちよく汗をかくことができます。岩盤浴には飲み物や本の持ち込みもできるので、体に無理のない範囲で、ゆっくりとリラックスした時間を過ごしてみては。
温泉、サウナなどで汗を流した後には、「癒処」でのリラクゼーションがおすすめ。ボディケア、あかすり、リフレクソロジーなど、10種類ほどの中から好みのリラクゼーションを受けて、日頃の体の疲れをいやす事ができます。
その他にも、座敷とテーブル席で食事ができる「味処」、広々とした空間に全席テレビモニター付きのリクライニングシートがある「休処」など、施設が充実。長期の旅行なら、旅の中盤に訪れて丸一日、旅の疲れを癒し、残りの旅をより充実したものにする、そんな使い方も良いかもしれません。
野毛エリア
みなとみらいから一歩入ると別世界、美味しいお酒の飲める街がここに
野毛エリアの最寄り駅は桜木町駅、南口から出て100mほどのところにあります。
高層ビルやテーマパーク、近未来的な世界が広がるみなとみらいエリアに対して、桜木町駅の反対側に位置する野毛エリアには、昔懐かしい昭和を感じさせる「赤ちょうちん」「立ち飲み屋」などと共に、若者向けのお洒落なお店などが混在して広がり、まったく異なる雰囲気を楽しむことができます。
初めて野毛を訪れる方にぜひおすすめしたいのが、知らない人はいないほどの人気店「もつしげ」。自慢の看板メニューの「塩煮込み」は、口に入れた途端にモツがとろけ、病みつきになるほどの深い味が口の中にひろがります。
絶妙な焼き加減で提供される串はどれもおすすめですが、その中でも特におすすめしたいのが「つなぎ」。あまり聞きなれないかもしれませんが、心臓と肝臓を“つなぐ”部分で、独特の触感が癖になり、感動を覚えるほど。気づけば一度の訪問で2本、3本と追加してしまうかもしれません。
お腹がいっぱいになってきたら、しめは「焼きおにぎり」がおすすめ。少し食べすすめたら、店員さんに一声。もつのうま味がしみこんだ塩煮込みスープを足してもらい、お茶漬け風にしていただきましょう。
横浜ランドマークタワー
展望エリアから見下ろす夜景は、宝石箱をのぞき込む感覚
みなとみらいを象徴する、高さ296mの超高層ビル、「横浜ランドマークタワー」。地上70階建てのこの建物は、トレンド最先端を行くファッション、バラエティー雑貨、ジュエリーなど、様々なお店からなるショッピングモール、ホテル、オフィスエリアで構成されています。
「横浜ランドマークタワー」に行ったらぜひ訪れたいのは、上層階の69階、スカイガーデンと呼ばれる展望フロアになっています。
昼間に見えるのは、対岸の街並みから水平線まで、何とも清々しい景色。夜になって目に飛び込んでくる景観は、昼間とは違い真っ暗な闇の中に様々な光が輝き、暗闇で光を差し込んだ宝石箱の中を見ているような錯覚さえ起こしてしまいそうな、感動を与えてくれます。昼と夜で「全く別物?」とも思える景色を楽しませてくれる「横浜ランドマークタワー」、好みに合わせてプランに組み込みましょう。
カップヌードルミュージアム横浜
カップヌードルの歴史を楽しみながら学べる、体感型のミュージアム
皆さまご存じの「チキンラーメン」。安藤百福が1958年に発明したことから始まり、現在では全世界で「約1,000億食/年」と言うほどの消費量のあるインスタントラーメンの始祖とも言える商品です。
「カップヌードルミュージアム横浜」では、そんな「チキンラーメン」を始めとするインスタントラーメンの歴史を紐解くようなミュージアムになっていて、様々な展示やアトラクションを見たり体験したりすることができます。
ここのイチオシ、「マイカップヌードルファクトリー」では、自分でデザインしたカップに、自分で選んだスープと具材を入れ、完全オリジナルのマイカップヌードルを作ることができます。
まずはカップを購入。このカップには、お馴染みのカップヌードルロゴが、塗り絵のように色なしで描かれていて、テーブルに置かれたカラフルなサインペンでマイカップをデザインしていきます。パートナーや家族の知られざる画力に驚いたり、その逆もしかり。どちらにしても、楽しい時間に会話が弾みます。
カップが完成したら、好きなスープを選び、トッピングは12種類の具材から4種類を選びます。計5,460通りのパターンからつくる、自分好みのオリジナルカップヌードル、考えただけでもワクワクしますね。
思いっきり楽しんだ後には、「ミュージアムショップ」でお買い物。ここでしか買えない限定グッズをお土産にGETしたら、家族や友達に自慢できるかも。
▼詳しくはこちらで!
日本丸メモリアルパーク
重要文化財「日本丸」と横浜港の歴史にふれる
重要文化財に認定されている初代帆船「日本丸」は、かつて「太平洋の白鳥」と呼ばれた帆船。ここ、「日本丸メモリアルパーク」には、現役時代のままで保存・展示がされています。日本丸の甲板上や船内は見学する事ができ、インタビュー映像や写真などを使って、日本丸の歴史を紐解いて紹介をしています。
※2018年11月~2019年4月頃(予定)までは大規模修繕工事のため休館中です。
横浜みなとみらいエリアの定番観光スポット7選、いかがでしたでしょうか。
今回はみなとみらいエリアに限定してのご紹介でしたが、横浜には、まだまだ数えきれない程の観光スポットがあります。また機会がありましたら、今回ご紹介できなかった横浜の定番スポットもご紹介したいと思います。